購入する場合の注意点

購入する場合の注意点

お墓の購入は、家と同様に一生の買い物になるため慎重に考える必要があります。
まず、一番大切なことは宗教と宗旨を確認することで、公営や民営の場合は不問であることがほとんどですが、寺院墓地については墓地自体が宗教施設であるため宗教と宗旨が異なる場合は入れない可能性があるため、事前に確認しておくことが必要です。
また、値段も重要ですが立地についても考慮しなければなりません。いくら安くても自宅から距離が離れていると、今後のお参りが大変です。
近くに公共交通機関があるかどうか、車の場合には駐車場が完備されているかなど、お参りするときのことを考えて選ぶことが大切です。
更に、購入費用だけではなく、管理料や永代使用料がかかる場合があります。お墓を建てる区画や立地条件によって金額は大きく異なりますので、あらかじめ確認しておかないと建てた後に思わぬ費用が必要になることがあるので注意が必要です。
購入する際には、親族の意見や設備などを参考に、なるべくたくさんの情報を集めることが大切です。

お墓がいらないと考えている人の新しい供養の方法とは

かつては、先祖を守る為の象徴とされてきたお墓は現代社会では人の考え方が多様化してきた事で墓がいらないと考える人々が増えています。
葬式を含めて、かなりの費用になりますので人々の負担が重く、その維持費もかかってきます。
近年では、お墓を新しく作るのではなく、様々な方法で供養する事がお寺から提案されるケースもありますので、宗教にこだわらない場合や墓がいらないという人々には適しているでしょう。
供養の方法としては、納骨堂や樹木葬や散骨などです。自然にかえるという意味で樹木葬が注目を集めており、霊園やお寺の中には永代供養をしてくれる所がありますので、樹木がそれぞれ区画管理されている上に石を建てる必要がありませんので、費用を抑えられるメリットがあります。
納骨堂は他の人と一緒に埋葬したり、区画が設けられて霊園などが管理したりというように故人やその家族の考え方に合わせて供養が出来るシステムが出来てきています。